接客

アパレル接客での笑えない失敗談【こうすればよかった!上手くいく改善策もお話します】

スタッフ

仕事でやらかした!はずかしいし、店長にも注意をうけて、テンションを上げられない…

みんな失敗するって言うけど、本当に?自分だけいつも失敗している気がする…

他の人がどんな失敗をしているのか知ったら、ちょっと安心できるかも…

改善策がわかれば同じミスをしなくてすむ!

失敗を減らしてデキるアパレル販売員になりたいな

こんな悩みにこたえる記事です。

この記事を書いたのは▼

アパレル販売員歴11年
百貨店
駅ビル
ショッピングモールの様々な店舗で勤務
後半2年半はチーフとしてマネジメントを経験

筆者はよく接客で失敗してきました。

接客が終わってから、なんであんなことしちゃったんだろう…と、自分がしたことが信じられないと思うこともありました。

特に、新人時代や、異動したばかりの頃は失敗してしまうことが多かったです。

この記事では、自分の失敗談の中でも印象的だった出来事をいくつかご紹介します。

失敗は凹んでしまうことばかりですが、失敗したからこそ成長できることもたくさんあります。

接客で失敗してしまうことに悩む人は、ぜひ見てほしいです。

1.接客での失敗談5選

 百貨店じゃない店舗で、百貨店用の商品券を受けてしまった

これは百貨店から違う店舗に配属されたときにやらかした失敗です。

百貨店ではもちろん受けていた商品券なので見慣れていたこともあり、なんの疑いもなく受けてしまいました。

レジ金の点検の時に店長がミスに気づき、怒られました。

百貨店でしか使えない商品券があると、その時初めて知って、びっくりしたのと世間知らずで恥ずかしかった気持ちが未だに忘れられません。

百貨店での会計処理は百貨店勤務の社員さんがやってくれるので、レジ自体に慣れていなかったこと。

しかも商品券などはどんな種類があるのか知識がほとんどなかったため、やってしまったミスでした。

ミスしてから直したこと
ちゃんと受け取るときに裏面の説明書きを一読していれば防げるミスです。
これ以降、知っている商品券でもかならず使用OKの店舗と使用期限を確認することを徹底していました。

ポイント値引き分を引き忘れて会計してしまった

ショップのポイント値引きを忘れてしまう、というミスはたまにショップ内で起こるミスでした。

筆者も会計中にお客様との会話もはずみ、最後に値引き分を手打ちしなくてはいけないところを忘れて会計してしまったことがあります。

たくさん会話してくださるお客様だと嬉しくなってしまい、会話を聞くことに集中してしまって起きたミスでした。

お客様がお帰りになってから気づき、後悔と罪悪感がすごかったです。

ミスしてから直したこと
会話が弾む方や顧客様の会計時はとくに、レジに集中する瞬間を作って、最低3回は金額と値引き額のチェックをするようになりました。

フィッテイング待ちが出ていることに気づかず、空いたフィッティングに自分の接客しているお客様をご案内してしまった

これは店内が混みあっているときのことです。

自分のついているお客様がフィッティングしたいとのことで、フィッティング前まで移動。

ちょうど中に入っていたお客様が出てきたので、空いたフィッテングに接客していたお客様をご案内しました。

カーテンを閉めたところで、後ろから別のお客様から声をかけられて、

「フィッティング待ってたんですけど」

とのこと

いつもフィッティング待ちが出る時に商品をかけておくラックがあるのですが、そこには何もかかっておらず困惑していると、違うラックを指さしてあれです、と言われました。

どうやらそのお客様から試着したいと言われたスタッフが、いつもとは違う場所に商品をかけていたよう。

お客様は少しお怒りになっていましたが、すでに別なお客様を入れてしまった後。

結果的にお詫びしてまた少しお待ちいただき、次の空きが出てからのご案内になりました。

他のスタッフと上手く連携が取れていなかったことが失敗につながってしまいました。

そのスタッフは他のお客様の接客の合間に、違うラックにかけてしまったようです。

私自身もちょうどフィッティングが空いたので、いつもの待ちが置いてあるラックだけ確認してご案内してしまいました。

ミスしてから直したこと
配慮が足りておらずお客様が迷惑を被ることに。
これ以降フィッティング時は、近くのスタッフに一声かけてからご案内するようになりました。

商品について尋ねられ、調べて伝えに行ったらお客様を間違えてしまった

店頭に出ていない商品のサイズを調べにストックの中で確認。

お客様へ伝えに戻るとき、お客様の容姿がうろ覚えでした。

うっすらおぼえていた、ボブで眼鏡かけてる方…

かなりあいまいな記憶で探して、目が合ったお客様がいたのでこの人だ!と思い、「お待たせしました!」とお声がけ。

声をかけられたお客様は戸惑っており、あ、ちがうかも!

と思ったところ後ろから、あのー…と本来のお客様が声をかけてきました。

どちらにも大変失礼しました、とその場でお詫び。

お二人とも良い方で、事なきを得ましたが、ひやっとした出来事のひとつです。

ミスしてから直したこと
筆者はなかなかお客様の容姿をインプットできないので、これ以降は念入りに着ている服装や色を覚える癖付けをしました。

妊婦とまちがえてしまった

接客に入ったお客様の容姿が、少しふくよかな方でした。

声かけの前の動的待機で見ていた際、バッグにマタニティマークがついているように見えたので、商品の話をしながら

「妊婦様だとゆるっときられるワンピースの方がいいですか?」と話したところ

「妊婦じゃないですよ?」

と返事をされて、慌ててお詫びしました。

マタニティマークは遠目から私が見間違えていたようで、勘違いしたまま接客してしまったので、いやな気持ちにさせてしまいました。

お怒りになることやクレームにはならなかったですが、この時もかなり焦りました。

ミスしてから直したこと
これを経験してからは、話題の中で妊婦です、など明確にわかる会話をしてから、こちらからそのようなワードを出すようになりました。

2.アパレル販売員だれでも失敗はあります【必要なのは確認の徹底とスタッフの連携】

いくつかの失敗談のお話をまとめました。

今思い返しても恥ずかしいと思うことがたくさんあります。

みなさんはどんな失敗を経験しましたか?

筆者のような確認ミスから起こるもの、うっかりやってしまったことなど振り返ると色々あるのではないでしょうか。

それでも優秀な先輩や、完璧に見える店長も、色々な失敗を経て今があります。

自分だけが…と落ち込む必要はありません。

とはいえ、失敗したらへこむし、できるかぎり避けたいですよね。

失敗を避けるために意識することはできます

失敗を防ぐためには
・自分の思い込みをなくす
・スタッフとの連携(報連相)
・一度経験したミスは改善方法を見つけておく

この3つが大切です。

まずは自分の中での決めつけをなくすこと。

これで、この商品券使って大丈夫かな?

この人は本当に妊婦さんで間違いないかな?

など疑問を持つようにすれば、不用意に決めつけて判断することは減っていきます。

さらにスタッフ同士の連携がしっかりすれば、より一層失敗は減り、自分だけではなくスタッフの失敗も防ぐことができます。

フィッティングのご案内ミスなんかはまさにスタッフとの連携が重要でした。

一番重要なのは、一度やってしまったミスは次に同じミスをしないための改善策をインプットしておくことです。

ミスしてしまった時に落ち込む必要はありませんが、反省する必要はあります。

反省をしたポイントが改善できる部分になるので、大きく成長するきっかけになります。

この3つを意識するだけでかなりの失敗を防げます

接客で失敗することが多いな…と不安な気持ちになるなら、ぜひこの3つを意識して店頭に立ってみてください。

まとめ

いかがだったでしょうか?

失敗は誰にでもある。重要なのは失敗を踏まえてどうするかですよね。

ちょっとした改善ポイントの気づきでグッと仕事がしやすくなるはず。

この記事を読んで、みなさんが失敗を恐れず接客を楽しむきっかけになればうれしいです。

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